電子タバコで禁煙はNGならチャンピックスで

タバコの害は全身に及びますが、特に多いのが喉頭ガンです。喫煙者と非喫煙者で比較した健康調査でガンに罹るリスクを比べてみると、全身のどのガンも喫煙者の方が数倍確率が高いのですが、中でも喉頭ガンは30倍以上という結果が出ています。身体の中でその部分はタバコの煙が直接通るからですが、このように高いリスクがあるタバコは今すぐやめなくてはなりません。
そのためにいろいろな禁煙グッズも売られていますが、いわゆる電子タバコには様々なタイプがあります。煙の代わりに水蒸気を吸うという考えです。それなら自分だけではなく、副流煙の問題などにも効果があるというわけですが、これでは禁煙にはつながりません。ニコチンが含まれているものはもちろんですが、含まれていないものを使用していても、「もうタバコを吸う気が起こらない」という状態にならなくては禁煙になりません。タバコを吸いたくなった時に水蒸気を吸えばその瞬間は気を紛らわせる時間にはなりますが、その時だけで禁煙にはつながりません。
禁煙に高い効果があるチャンピックスという薬を服用すれば、「今後もうタバコは吸いたくならない」という効果がありますが、電子タバコのような効果がない禁煙グッズでは禁煙をすることができないままです。チャンピックスを飲めばなぜ禁煙できるかと言いますと、チャンピックスはニコチンと同じように脳のニコチン受容体に到達しドーパミンが出るのですが、その量がニコチンと比べてわずかなのです。なので切れた時の禁断症状が軽くて済みます。これを作動薬作用と言います。また、チャンピックスを飲んでいる期間にもしタバコを吸ったとしても、受容体がすでにふさがっていますから、おいしいと感じることなく終わってしまいます。それでもうタバコを吸いたくなくなってしまい、これを拮抗作用と言います。このようにチャンピックスなら高い確率で禁煙ができます。